正面路線価について

2つ以上の路線に面している土地について、路線価方式で土地を評価する場合、正面路線価はどの路線の価格を使用するのでしょうか。

原則として、その宅地の接する各路線の路線価に奥行価格補正率を乗じて計算した金額の最も高い路線が正面路線となります。

単純に路線価の価格だけを見て判定すると誤る場合があります。

奥行価格補正率は奥行が長い場合だけでなく、短い場合についても1.00より小さい値となる可能性がありますので、ひとつひとつの路線について計算する必要があります。