譲渡所得の申告はいつする?

土地・建物等を譲渡した場合の譲渡所得の確定申告は、資産を譲渡した日の属する年の翌年3月15日までに行うこととなります。

この資産を譲渡した日は、原則として譲渡契約等に基づいて資産を買主に引き渡した日をいいますが、納税者の選択により、売買契約など契約の効力が発生した日(一般的には契約締結日)に譲渡があったものとして確定申告をすることが可能です。

契約締結日と引渡し日が違う年の場合は申告年が異なることとなります。

引渡し日のほうが遅くなるので引渡し日を資産を譲渡した日として申告する場合が多いと思いますが、特例の適用可能年等を考慮して契約日を資産を譲渡した日として申告することも可能です。