法定相続人は誰か?
相続税の計算では、基礎控除額の計算や生命保険金や死亡退職金の非課税額の計算に「法定相続人の数」を利用します。
実際に誰が財産を取得したかに関係なく、「法定相続人の数」が変動すると税額が変わってしまう仕組みとなっています。
相続税の申告をする際は、財産の集計作業と法定相続人が誰で、何人いるのかを確定させる作業が必須となります。
財産がこれくらいだと相続税がどれくらいになる?というご質問をされる方がいますが、「法定相続人の数」が何人かで税額が大きく変わってしまいますので、財産の額だけで相続税の試算はできません。
ご自身で相続税を試算する際は、まず法定相続人が誰で何人いるのかを確認してから行いましょう。